「エゴイスト」読み終わりました。
勝手に悲しくて美しいBL物語だと思っていましたが・・・
確かにそういう部分もあるんですが、
それだけじゃなかったですね。
幼少期にお母さんの死に対してなにもできなかった自分、
ゲイという両親にとっては不名誉で恥ずべき息子であろう自分。
その思いのせいで、常に自責の念をもっていて自己肯定感の低い主人公が
自分軸とエゴ(自分勝手)の違いに悩むというお話しかな?
私も何か「自分がしたい!」と思ってすることは
自分の都合を優先してるだけでダメなことじゃないかと思ったり、
本当は周り(相手)に嫌な思いをさせているんじゃないかと思ったり。
特に恋愛においては勝手に不安になって自滅するパターンでしたね😂WW
この主人公は悩みながらも強い思いで行動を起こして、
(まぁ、思いが強すぎて止められない感じで)進んでいって・・・
結果、その強い思いは本人が思っている以上に相手に伝わっていて
ちゃんと相手を幸せにしてあげていたという・・・
ある意味ハッピーエンドなのかもと思いました。
別れは必ず来ます。すべてのものに期限はあります。
失ったことを悲しむのではなく
一緒に素敵な時間を過ごさせてくれたことに
自分を成長させてくれたことに
そして、この世で奇跡的に出会えたことに感謝をする・・・
あれ?いつの間にかコンコンとお別れした時のことを書いてる?
そうなんです。
失ったんじゃなくて、いっとき一緒にいてくれただけで、
時間が来たから元の場所に戻っていっただけ。
私に素敵なプレゼントを運びにきてくれたんだと思うようにしています。
ありがとう~コンコン🥰
私も幸せにしてあげれたよね~コンコン🥰
話を「エゴイスト」に戻しますが😅
いくつかの「死」が出てきて、作者の方ももう亡くなっていますが
決して暗い悲しいお話ではないと思います。
いわゆるハッピーエンドではないけれど
とても愛情深い暖かい時間が流れている正直な作品だと思いました。
↓↓ 電子書籍版もありますよ~
価格:594円 |
あぁ~映画版も楽しみぃ😆💕
ネトフリでやってくれないのかなぁ~
コメント