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源氏物語

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今年の大河ドラマ「光る君へ」って見てますか?
私は大河ドラマって全然見れないんですよね。
そもそも戦国武将とか明治維新とかに興味がないのもあるんですが、
たまに今年は面白そうだから見るぞって思っても
どうしても途中で脱落してしまうんですよね・・・
それが、今年に限りまだ続けて見ています!
むしろ毎週楽しみにしています💕

もちろん「源氏物語」を原文で読んだことはないんですが、
「源氏物語 あさきゆめみし」っていうマンガに高校生くらいの時にはまって
いまでも実家で全巻大切に保管しています♪

あの頃は「なんて源氏の君は素敵なんだろう~♪」とか
「なんて平安貴族の世界は優雅なんだろう~♪」って思っていました。
でも、大河ではちょっとニュアンスが違いますよね?

政治を仕切る為の権力争いの道具として女性が扱われていて、
家族とか夫婦も愛情以外のものでつながっているというか・・・
男のエゴやメンツを満たすために女性が翻弄されながらも自我を保つ苦労みたいな。
風流とか優雅な部分よりも、とても現実的な内容になっていると思います。

そういった視点で「源氏物語」を解釈している本を今読んでいます。
林 真理子著 「六条御息所 源氏がたり」です。
上下巻になっていて、今は最終章を読んでいる最中です。

林真理子さんって、美男美女やキラキラ輝いている人にコンプレックスを持っているというか
嫉妬している人ってイメージで(あくまでも個人の見解です🙇‍♀️)
そういうものが根底にある作品が多い印象で
斜め横から皮肉ったり、ひがみが入り交ざった感じの描写が面白いんですけど・・・
この「六条御息所 源氏がたり」もまさにその極みで😅

六条御息所が源氏物語を語っていってるんですけど
明らかに、プライドが高くてふられた女が自分をふった男に対しての悪口を言ってる風に
物語が進んでいくのが面白いです。
源氏の君に対する悪意が半端ない💦
まさに見る角度を変えると、あんな素敵で完璧な男である源氏の君が
ただの身勝手なゲスい性欲の塊男でもあるという・・・

実際はこっちの見解の方が真実なんじゃない?って思えるくらい
リアルな解釈でどんどん読み進んでいけます♪
あのころ「あさきゆめみし」にはまった人にこそお勧めの作品です♪

林真理子バージョンを読み終えたら、実家に帰って「あさきゆめみし」を
読み返そうかなぁ~

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